赤:過去の居住地、黄:過去の訪問地、白;未踏の地

◆PROLOGUE◆
日本列島白地図を塗りつぶす旅

 2010年10月、32年間勤務した会社の希望退職の募集に応募して数日が経ったある日、日本列島の白地図をネットでダウンロードしてこれまで住んだり、訪ねたりした都道府県を塗りつぶしてみると残りは青森、秋田、新潟、富山、鳥取、島根、愛媛の僅か7県であることが判明した。
 何とか退職の日までこの7県を訪ねて47都道府県を制覇したい、出来ればバイクで走破したい気持ちがメラメラを湧き起ってきた

写真は使用したワイズギアのレインコート。
 これまで、長距離バイクツーリングには何度も出掛けているので手慣れたものだが三泊以上は経験がない。しかし今回もいつもと同じスタイルをとることにした。
 私はツーリングでは荷物を殆ど持たない主義である。ツーリングウェア以外は携帯、財布、ハンカチ、雨具とお土産を入れるデイパックくらいである。

写真は利用したGARMINのナビ(ドイツ製)
 ナビを頼りに目的地まで走り、通行料はETC、ガソリンはカードで精算、日が暮れたら携帯で大きな駅の近くのビジネスホテルを検索し予約、ナビに登録してホテルへ直行。
 ツーリングウェアの下にはスポーツ用のハイテク下着を着てホテルに着いたら、それを毎晩洗う。
 大きな駅の近くのビジネスホテルを利用するのは、ほぼ間違いなく御当地グルメを楽しめるという理由がある。

写真はナビのマウント状況
 さて、残りの7県だが青森、秋田、新潟のみちのくコースと富山、鳥取、島根、愛媛の帰省コースの二つに分けることにした。
 帰省コースの4県は退職後、引っ越しのバイクを静岡から鹿児島まで自走して帰る途中に寄るコースに組み込んだ。
 静岡から鹿児島までのバイクの引っ越し代は4輪と同じという見積もりの話を聞いて自走を決意し計画に組み込んだのである。バイクの引っ越し代を浮かすことで十分ツーリングの費用が出たから一石二鳥である。
 富山はどちらのルートにするか迷ったが、みちのくルートは距離があり、かなりタフそうなので帰省コースに組み込んだ。


写真は利用したハイテクスポーツアンダーウェア
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